手間をかけずに大量の本や漫画を処分したい!

大量の本や漫画を早めに手放すメリット

大量の本や漫画はコレクターにとって魅力的ですが、居住空間を圧迫しているとなると大変です。
しかし、早めに手放すことで様々なメリットが得られますから、気になり始めたら売ったり捨てるかどうか検討することをおすすめします。
大量の本や漫画を早めに処分することには、主に2つのメリットがあります。

需要があると高く売れる

需要があると高く売れるのは何でもそうですが、新旧を問わず思いがけない需要が隠れていることもあるのが本や漫画です。
比較的最近ヒットした作品でなくても、根強い人気がある作品は本の需要が高く、多少古くても思いの外高く売れる可能性があります。

部屋が綺麗になり、空いたスペースを有効に使える

大量の本や漫画を早めに手放すことと引き換えに得られるメリットのひとつとして、部屋が綺麗になり、空いたスペースを有効に使えることです。当然ですが物理的に余裕が生まれますから、部屋がスッキリと綺麗に見えますし、空きスペースが有効活用できるようになります。新たにスペースを埋めるのも手ですが、積読を抑制するためにあえてスペースを残しておくのもありです。

本や漫画の処分方法5つ

本や漫画を処分する方法は5つで、それぞれにメリットやデメリットがあります。

資源ゴミとして捨てる

シンプルかつスピーディーに処分できる方法です。資源ゴミなので、少なくとも紙が無駄に捨てられるのとは違いますし、資源として有効活用できます。ただ、本としての価値は失われてしまいますから、貴重で希少性のある本などについては、資源ゴミに出すのは考え直した方が良いといえます。

部屋がスッキリと片づいたり、空きスペースが得られるのはメリットですが、現金などの形では何も残らないです。そのため、処分を急いだり値のつかない本でもない限り、この方法を選択するのはあまりおすすめできないです。

友だちや知り合いに譲る

友だちや知り合いに譲るのは、本の価値を捨てずに有効活用が行える有力な方法です。自分の好きな本を友だちや知り合いに布教できますから、そういう意味でも悪くない選択肢だといえるでしょう。

何かと引き換えに譲るか、無償で譲渡するかは本人次第ですが、無償でも作品の魅力を共有できると考えれば、お金に勝るメリットになり得ます。ゴミ処分を押しつけていると誤解されない注意は必要ですし、相手が望まない作品の強引な譲渡はNGです。

例え無償であっても、相手が欲しがらない本を押しつけるのは迷惑以外の何ものでもないからです。しかし興味を持っている作品で読みたいと言われたなら、有償と無償を含めて譲渡を検討するのがおすすめです。

フリマアプリで売る

フリマアプリで売るのは、第三者に金銭で売却する比較的手軽なやり方です。フリマアプリは割とカジュアルなユーザーが多いので、本や特に漫画だと欲しがる人は少なくないです。いくらで売れるかは、作品の人気や需要と供給によりますが、状態に問題がなければ最低でも古本屋の買取よりは高く売れると思われます。

送料の設定や相手とのやり取りなど、多少気を使う部分はありますが、直接対面で取引をするのと比べれば安心で快適です。何より価格設定を自由に行えたり、不特定多数に対して商品をアピールできるメリットがフリマアプリにはあります。手元のスマホで気軽に利用できますから、選択肢の1つとして検討に加える価値ありでしょう。

古紙回収センターに持ち込む

古紙回収センターに持ち込むというのは、文字通り古紙全般の回収を行っている施設に自分で持ち込むことを意味します。古紙回収センターは持ち込みに対応しているだけでなく、大量の持ち込みも可能なのがメリットです。つまり資源ゴミに出すのが難しいほど大量だったり、欲しがったり譲ることのできる相手が見つからない本が処分できます。

大量の本をフリマアプリで売るのは手間がかかり非現実的ですから、まとめて回収してもらった方が良いと判断する場合は、古紙回収センターが狙い目となります。車や運転するドライバーを手配する必要はありますが、免許を持っている人なら積み込めるトラックなどをレンタルすればOKです。後は家族や友人に手伝ってもらうなどして積み込めば、古紙回収センターに出向くことで大量の本や漫画の処分が実現します。

不用品回収業者に回収を依頼する

不用品回収業者に回収を依頼する方法は、自分で持ち込むのではなく出張で回収にきてもらうやり方です。免許を持っていなかったり車の運転に自信がない、足腰に不安があって積み下ろし作業が難しい、そういう場合に最適解となり得る選択肢です。

不用品回収業者は回収のプロで、使っていなかったり要らなくなった物を何でも持っていってくれます。勿論、費用はかかりますし大量だと費用が嵩みますが、回収と同時に買取もしてくれる不用品回収業者なら、費用を抑えられる可能性があります。

本や漫画だけでなく、家具や家電なども持っていってくれますから、売れそうな物があれば買取を相談して査定を受けましょう。
買取が成功すれば、本と漫画の回収に発生する費用を相殺できるので、殆ど負担せずに済むかプラス収支の結果に期待が持てます。

後悔しない本や漫画の手放し方

本や漫画は得られた知識、楽しんだ思い出など、手垢と共に様々なものが価値として残ります。
このため、深く考えずに手放してしまうと、後々手放さなければよかったと後悔することになります。

「いつか読みたい」本や漫画は思い切って処分する

「いつか読みたい」本や漫画は思い切って処分する方法は、まだ読んでいない作品を手放すのに有効です。途中まで読んでいる場合は難しいですが、いわゆる積ん読で手つかずの作品であれば、思い切ってまとめて手放すことができます。読んでいないということは、本の状態が良好でまだまだ高く売れる可能性がありますから、いつか読みたい本や漫画は迷わず処分をおすすめします。

局のところ、いつか読むといって積んだままの本は、具体的にいつ読むのか決まらないままそこに留まり続けます。これでは本の価値が活かされないばかりか、部屋のスペースが無駄になってしまいますから、やはり思い切って処分するのが正解です。

思い出のために記録しておく

思い出のために記録しておくのは、一度読んだことがある本を処分する場合におすすめの方法です。読んだことのある本は読み返さないという人もいますが、ふと思い出して読みたくなることは十分にあり得ます。

また読みたくなった時に手元にないと寂しいですし、後悔の気持ちを抱くことになりますから、手放す前に思いでを記録に残しましょういつ何を読んでどういう感想を持ったか、これらを記録に残しておくと読み返せますし、記録に目を通す度に思い出が蘇るはずです。

まとめ

大量の本や漫画の処分には、まとめて高く売ることができたり、部屋が綺麗になってスペースが空くメリットがあります。資源ゴミで捨てたり誰かに譲る、フリマアプリで売るなど選択肢は豊富で、古紙回収センターへの持込みや不用品回収業者による出張回収も選べます。

ただし、あれもこれもまとめて捨ててしまうと、後悔してしまう恐れがありますから、一度読んだ本は記録に残してから手放すのが良いでしょう。まだ手つかずでいつか読むと積んでいる本については、手元に残しておくよりも思い切って処分した方がスッキリします。読んでいない作品に思い出はないはずですし、手放しても読みたくなればその時にまた手に入れられますから、残すよりも売るなどで処分するのが賢明です。